採用試験に
内田クレペリン検査を扱う企業が増えています。
内田クレペリン検査とは、横に並んだ1桁の数字を足して、答えの下1桁を足した数字の真ん中の下に次々と記入していく検査です。1分毎に「はい、次」の号令がかかり、解答する行を替えます。
前半15分、休憩5分を挟んで、後半15分行います。
鉛筆が2本渡され、消しゴムは使えません。間違いに気づいた場合は斜線を引き、正答を書きます。
作業量、誤答数、一番右側の答えを線でつないだ作業量曲線により、知的能力面の特徴と性格・行動面の特徴を24パターンに分類し判定を出します。
まず作業量。一般的に多ければ多いほど良い。前半は40以上、後半は45以上を解答すれば「不足はない」と判定されます。
次に誤答数。一般的に少なければ少ないほど良い。特に気をつけたいのは前半・後半とも11行目。
どちらかの行に誤答が3個以上あった場合は、誤答があった方の10・12行目および、前半・後半とも2行目の誤答数を調べられます。
ここでチェックしたすべての行で誤答がある場合は「誤答の多発」という判定を受けてしまいます。
最後に作業量曲線。激しいギザギザは情緒不安定、ギザギザの欠如は無感動、後半作業量の不足は気力の低下、後半最初の著しい作業量不足は気乗りが遅い、などと判定されます。
内田クレペリン検査の攻略法で、最も重要なのは雑念を振り払う事。「まだ1分経たないのか?」「前の行より出来なかった。」などは気にしない事です。
次に作業量を増やすポイント。解答を書いている時に、次の数字に目を移して頭の中で計算をしておくのです。1桁の足し算なので、それほど慎重にならなくても誤答する事はまれでしょう。
そして休憩時間の過ごし方。腹式で深呼吸しておくと良いでしょう。脳に酸素が運ばれます。また、腕や手をマッサージしておけば後半もバテにくくなります。
前日や当日は炭水化物を多く含んだ食事をしておけば、脳のエネルギー源であるブドウ糖が不足する事はなくなるでしょう。
紅茶に含まれるテアニンはやる気を出させるホルモン、ドーパミンの量を増やします。
また、乳製品に含まれるトリプトファンはリラックスさせるホルモン、セロトニンの量を増やします。
十分な睡眠を取っておく事は言うまでもありません。
事前に練習しておけば自信も持てるので動揺する事もなくなるでしょう。
内田クレペリン検査の歴史
ドイツの精神医学者エミール・クレペリン氏の研究をもとに、日本の心理学者、内田勇三郎氏(1894-1966)が検査方法と妥当性について研究を重ねて開発しました。
50年以上の歴史の中で、延べ5,000万人以上の人々が受検し、現在でも企業等で、年間100万人の利用実績があります。
【 参考記事 】
株式会社 日本・精神技術研究所
全問に挑戦! テーマ:内田クレペリン検査 - 就職・お仕事 SPI問題・一般常識 top